【ドイツ】まるでディズニー!?ボン郊外の「ドラッヒェンブルク城」で非日常を体験しよう!

こんにちは!emilyです!

みなさんは、ドイツにある城と聞くと何を思い浮かべますか?日本でも有名なのは、ノイシュヴァンシュタイン城などだと思います。ですが、ドイツにはその他にも素敵な城がたくさんあるんです!

今回は、ボン郊外ケーニヒスヴィンターに位置する「ドラッヒェンブルク城(Schloss Drachenburg)」を紹介します!



ドラッヒェンブルク城とは?

ボンに生まれたステファン・サーターが、1882年に別荘、邸宅と城が混在する「ドラッヒェンブルク城」を築きました。しかし彼は一度もここに住むことはなく、死後に甥であるヤコブ・ビーゼンバッハが州から城を購入。その後も複数人の手に渡り、レジャーパークや寄宿学校として使用されてきたそう。

2010年に修復作業が完了し、現在の姿になりました。



アクセス

まずは、ケルン中央駅からRB27またはRE8に乗り、およそ45分電車に揺られながら9駅先の「Königswinter」までいきます。そこからは登山電車「ドラッヒェンフェルスレールウェイ」が出ており、城まで行くことができます。

ただし、冬季はこの電車が運休しているため要注意!徒歩で山の中を40分ほど行く必要があります。

いつ城が見えるかな?とワクワク!前にいたり、すれ違う他の訪問者と短い挨拶を交わしながら、自然の中を歩いていくのは楽しい!ただし、前日に雨が降っていた場合は、道がぬかるんでいるので、汚れても良い靴を履いていくことをオススメします(笑)



非日常を体験しよう!

建設されたのは1882年と、遠い昔ではない「ドラッヒェンブルク城」。その姿はまるでディズニーの世界に出てきそうなほど綺麗です!実際に映画のセットとして使用されたこともあるんだとか。

細部まで装飾が施されているエントランス。

ここはアートギャラリー。クリスマスシーズンに訪れたので、素敵なツリーが飾られていました。ピアノの生演奏もあり、より一層この世界観に入り込むことができます。

ステンドグラスに描かれているのは、左からルーベンス、デューラー、そしてレンブラント。

後に紹介しますが、この地域は『ニーベルンゲンの歌』のとある伝説と関わりがあるので、城にもそれにちなんだ部屋があります。

内部見学が終わったら、城の外側へ出てライン川の景色を楽しむことができますよ!町が遠くに見えるので、ドラッヒェンブルク城が山の上という、人里離れた静かな場所に建っていることを改めて実感しました。



ドラッヒェンフェルス

さあ、城を堪能した後は、さらに20分ほど山を登って「ドラッヒェンフェルス」まで行ってみましょう!

現在は、かつてこの地にあったドラッヒェンフェルス城の一部が残されています。

18世紀後半に、この跡地と一体の景色がロマン主義時代の芸術家たちにインスピレーションを与えたそう。数々の伝説もここで生み出され、『ニーベルンゲンの歌』の登場人物、英雄ジークフリートがドラゴンを倒し、不死身になった場所としても有名です。

なんといっても、本当に山の頂上にあるので、登りきると達成感があります!!

ドラッヒェンフェルスへいく途中では、またまたライン川を一望できる絶景スポットがあるので、要チェック!城からも見えますが、こちらからの方がより広く見渡すことができます。街から少し離れたこの場所で、自然の雄大さを感じて癒されましょう。



終わりに

いかがでしたか?

今回は、山の上に密かにそびえ立つ、知る人ぞ知る「ドラッヒェンブルク城」を紹介しました!海外渡航が難しい時期ではありますが、公式HPではバーチャルツアーで内部を見ることもできるようになっています。ボン近郊にお立ち寄りの際には、ぜひ訪れてみてくださいね!