【ノルウェー】この先には陸地が存在しないヨーロッパ最北端の岬「ノールカップ」
ヨーロッパ最北端として知られる岬。この先には陸地が存在しない地の果て。旅人の冒険心をくすぐるロケーションです。
この岬を境に、西はノルウェー海、東は北極海となります。超高緯度に位置しながら陸路で辿り着けるアクセスの良さが、ヨーロッパらしい。
岬に着くと、博物館・レストラン・お土産屋を併設したインフォメーションセンターがあり、他の大陸の最北端と比べてはるかに快適に安心して過ごすことができます。
岬の先端には地球儀をあしらったモニュメントが、旅人を迎えてくれます。そしてこの場所ならではの特異な自然現象が体験できます。特に圧巻なのが6月後半の夏至の前後で見られる白夜。不思議なことに、太陽が沈みゆくのは、西ではなく北。この岬から北は一面の北極海で遮るものがないため、北の海が一面の夕焼けに染まります。
そしてそのまま水平線をかすめ、沈むことなく夜更けに東の空に向かって昇り始めるという、深夜の天体ショーが楽しめます。