【モンゴル】モンゴル最古の寺院「エルデニ・ゾー」
エルデニ・ゾーは、モンゴルの首都ウランバートルの西、約250キロのカラコルムに建造されたチベット仏教の寺院です。カラコルムは13世紀にチンギス・ハーンが建国したモンゴル帝国の首都として発展しました。エルデニ・ゾーは、1585年にアブタイ・サイン・ハーンによって建立されたモンゴル最古の寺院です。
大草原の中に長い外壁が突如姿を現します。壁には等間隔に108もの白色の仏塔が林立し、草原の緑色と調和のとれたコントラストを見せてくれます。1917年には境内にラブランゾーなど62棟の寺院を含め約500の施設が立ち並び、1万人を超える僧が生活していました。