韓国・ソウル「景福宮」の期間限定カフェ『生果房』で、伝統菓子と飲茶を堪能!


まずは...景福宮って どんなところ?

景福宮

韓国ソウルの中心部にある人気の観光名所『景福宮』(キョンボックン)。韓国を代表する古宮のひとつで、韓国の歴史ドラマでたびたび撮影地として使用されることも。

景福宮の歴史は古く、1392年に朝鮮王朝の始祖である李成桂(イ・ソンゲ)が王に即位してから建設された王宮で、1395年以降は李氏朝鮮の正宮として使用されてきました。

周囲の景観ともよくマッチし、韓国っぽい景色を見ることができます。

ソウル観光で名所...といって、まず行くところだと思います。
(すっごく分かりやすく言ってしまうなら、京都に行くと 必ず清水寺に行くよね〜 くらいの場所です^^*)

入場料は3,000㌆(約300円)。

そして、せっかく訪れたのならぜひ見学していただきたいのが、守門将という衛兵の交代式。

朝鮮王朝時代の王宮で門の開閉や警備などを担当した守門軍の儀式を再現したパフォーマンスで、景福宮観光の目玉。

景福宮が休業となる火曜日を除く毎日、10:00と14:00から約20分間 行われています。

この日も ちょうど10時からの交代式を待っている観光客で いっぱいでした。

私は ちょっと違う目的があったので、スルーして 王宮内に。

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韓国の宮廷文化、伝統と歴史を美味しく体験できる企画が期間限定で運営されていました。




期間限定カフェ『生果房』

歴代国王が気の流れを整えたり、治療のために飲んだという薬茶と伝統菓子を提供する宮廷カフェです。

私は6月の最終日に行きましたが、
秋の行事として9月からまた運営されるようなので、ご紹介させていただきます。

分かりやすく日本語メニューも用意されていました。

お茶の種類は宮中薬茶4種、果実茶2種。
デザートは餅菓子、薬果、正菓(果物とナッツのはちみつ漬け)、蒸し餅の4種類。

メニューにそれぞれの薬茶と伝統菓子の効能、歴史の説明があります。

見本も並べられていたので、一目瞭然。
選びやすいです。

素敵なお部屋が用意され、甘い伝統菓子をお茶請けに、香りの良い薬茶を飲みながら 朝鮮時代の王になった気分で、ゆったり穏やかなひと時を過ごすことができます。





お菓子、美味しい〜♡

実は どのお菓子も食べてみたくて

捨てがたくて 全種類 頼んでしまいました。
(お茶は五味子です)

全部頼んで、お茶の代金を入れても
15,000㌆(約1,500円)程度だったと思います。

テイクアウトも考え、紙のパッケージに包まれていました。

食べきれるかなぁ〜と 心配でしたが、一口サイズなので…全部 食べてしまいました(≧∇≦*)

どれも手が込んでいて とても美しいお菓子でした。

私は 朝イチで 王宮内を突っ走り 生果房を目指しましたが、遅い時間になると お菓子とかは品切れになるものもあるようです。

お時間に余裕があるのなら、早めのお時間に行かれることをオススメします。

場所は⑧です。
メインである正殿『勤政殿』の右脇を通り抜けたところにあります。

(別途 景福宮の入場料3000원が かかりますので、お忘れなく)

詳しくはVISIT SEOULでも。
地図KONEST

韓国の宮廷文化、伝統と歴史を美味しく体験できる機会です。

生果房の運営は
9月頭からすでに始まっており、10月31日(木)まで。

営業時間は10時から17時まで、火曜は景福宮の定休日で お休みです。

期間限定で体験できる王家が嗜んだ宮廷カフェ。
運営期間内にソウルを訪れるチャンスがある方ならぜひ体験を^^*




余談ですが...

韓国ドラマ、しかも史劇から始まった韓国好きな私は、やはり憧れていた場所なので いちばん大好きな場所であり、初心に戻れる場所でもあります。

プロフィールページの写真も 景福宮で撮影したものです。

韓服を着ていけば入場無料、という嬉しい特典も。




驚くほどのスピードで変化し続ける大都市ソウル。
でも その時の流れの中で 昔から変わらないものがあります。

それが王宮。

ソウルが首都になった時から 600年以上の月日が経った今まで、ソウル市民の生活を見守り続けてきました。

ソウルの宮殿の中で最も壮大で上品な王室文化の精髄を見ることができます。

桜の季節も良いのですが、やはり秋が深まる時期は 最高です。

ぜひ こんな機会に歩いてみて下さい。


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