【アメリカ】一度は行ってみたい、雪のような砂丘の「ホワイトサンズ」


アメリカのニューメキシコ州にある、あたり一面が真っ白な砂丘「ホワイトサンズ」。まるで雪のように見えて、雪ではないサラサラな白い砂。
青い空と、太陽の光でキラキラ輝いて見える白い砂がとてもキレイなホワイトサンズの魅力をご紹介します。

▲辺り一面真っ白い砂




ホワイトサンズってどこ?

アメリカからメキシコ北部に広がるチワワ砂漠の北部に位置するホワイトサンズ国定公園。
日本からの直行便はないので、主要都市で飛行機の乗り継ぎが必要です。1番近い都市・エルパソからは車でおよそ1時間半。
私の場合はLAから車で行ったので、片道およそ12時間かかりました。さすがに1日では行けないので、途中宿泊しながら往復3泊4日の弾丸車旅でした。

私が行ったのは11月末。暑くもなく寒くもなく、ベストシーズンだったと思います。ホワイトサンズは砂漠気候のため、夏は40℃近くなることもあります。

▲11月末のホワイトサンズ




なんで砂が白いの?

およそ275平方マイル(715平方キロメートル)に広がる白い砂は石膏から形成されています。石膏は水に溶けやすく、川に溶けた石膏は海に運ばれるため、砂としてはめったに見つかりません。しかしホワイトサンズに流れていた水は、流水口を見つけられずに蒸発し、何千年にもわたって凍結、解凍、そして風にさらされるなど、自然の力によって今の形になっています。

ちなみに石膏で出来たこの砂は太陽の光を吸収しない特徴があるので、夏場に裸足で歩いても熱くないそうです。

▲娘も白い砂浜に大喜び




砂丘をドライブしてみよう!

ホワイトサンズに入る手前にビジターセンターがあります。トイレやお土産屋さんがある他、ホワイトサンズに関する情報を色々仕入れることが出来ます。
私が行った時は夕方からのサンセットツアーの案内もしていました。

▲ビジターセンター

ビジターセンターを出た後は砂丘でドライブのスタート!
入り口から奥までは、およそ8マイル(12.8km)あります。まず最初は白い丘に囲まれており、そこから手前3.7kmあたりにはトレイルが出来るところがあります。

さて、写真で見るような一面真っ白な砂のところはどこだろ?どこだろ?とワクワクしながらどんどん進んで行きます。だんだん車も多くなり、あちこちに駐車しているのが見えると、この辺だなぁというのが分かります。
あとは適当に車を停めて、足跡がついていない白い砂を探したり、人がいないところで写真を撮ったり。キレイな白い砂にテンションが上がります。

▲適当に車を停めちゃいましょう




ホワイトサンズでやりたいこと

写真を撮る以外でホワイトサンズでやりたいこと、それは“ソリで砂の上を滑る”ことです。
小高い丘からサラサラの砂の上を滑るのは子供はもちろん、大人も楽しいこと間違いなし!

▲ソリで遊ぶ人たち

他にもピクニックエリアもあるので、お弁当を持ってピクニックも楽しいかも!

▲ピクニックエリア

またアメリカ人は犬を連れて散歩に来ている方がたくさんいました。観光地というよりかは近所の公園で散歩感覚なのでしょうか。

▲犬の散歩




最後に

私は時間がなくて半日しかいませんでしたが、あっという間に時間が経ってしまいました。お弁当とソリを持ってゆっくり出来たら最高だと思います。
また日中の青い空と変わって、夕方になるとまた違う雰囲気になるホワイトサンズ。ぜひ夕日の写真も収めて欲しいです。

日本からはなかなか行くのが大変かもしれませんが、ぜひ1度は訪れて欲しいオススメスポットです。

▲夕日のホワイトサンズ