チェコに来たなら食べたい! 6つの伝統料理と、プラハ在住者おすすめレストラン
Dobrý den! (チェコ語でこんにちは!)
旅の醍醐味の一つといえば、その土地に根付いた料理。今回はチェコに来たならばぜひ食べたいチェコ料理をプラハのおすすめレストランとともにご紹介します。
スヴィチコバ(svíčková)
フルーティーなソースがたっぷりかけられた牛肉のローストに、生クリームが絞られたチェコ伝統の料理。付け合わせのクネドリーキ(蒸しパン)にソースをつけて。
おすすめレストラン:「ミンコブナ」
旧市街広場にあるにもかかわらず、比較的リーズナブルな価格でおいしいレストラン。ここのスヴィチコヴァ(英語名 beef with cream sauce)の付け合わせのクレドリーキはプラハ1だと思います。ディナーでスヴィチコヴァとビールを頼んでひとり300kč(≒1500円)ほど
Restaurace Mincovna(Google Map)
ポークナックル(vepřové koleno)
豚の膝肉の丸焼きにナイフが刺さって提供されます。パリパリの皮、ほろっとほどける肉…! 1つを3〜4人でシェアしてもお腹いっぱいです。お店ごとに異なるマスタードソースにつけていただくのも楽しみの1つ。
おすすめレストラン:「ポークス」
カレル橋をプラハ城側に渡ってすぐ。ビール500ml×4、サラダ、ポークナックルを頼んで3人で750kč(≒3700円)ほど。おいしくて安くて大満足でした。 観光客で賑わう通りですが、お客さんは地元の人も多かったです。
タタラーク(tatarák)
生の牛肉、というと食べるのに勇気がいるかもしれませんが、チェコ料理の中で筆者が一番好きな食べ物。一言で表現するなら、ハンバーグの刺身。生の牛肉にピクルスやスパイスが混ぜ込まれています。トーストにガーリックを擦り付けて、たっぷりとタタラークを乗せてどうぞ。
おすすめレストラン:「ナッシェマソ」
肉屋で食べる新鮮な肉! 大人気で店内はいつでも人でいっぱいです。タタラークの他にも赤身のおいしいハンバーガーやソーセージなど、様々な肉料理が気軽にいただけます。写真のタタラークは200kč(≒1000円)しないぐらい。
グラーシュ(guláš)
ビーフシチュー。ハンガリーやドイツにかけての中〜東欧伝統の料理です。チェコ料理レストランにもたいていあるので、チェコでも伝統料理枠を獲得している、はず。パンのボウルに入ってサーブされるものがとても美味しく、お腹にたまります。パンのボウルつながりで、チェスネチカーというにんにくスープもあるのですが、これもまた絶品。見つけたらぜひ食べてみてください。
おすすめレストラン:「ウグラウビツー」
観光地のど真ん中にありながらも地元の人に愛されるお店。それもそのはず、ビールは500ml36kčから! 料理も安くておいしく、店員さんも親切です。先日行った際は3人でビールランチをしてチップも入れて700kč(≒3500円)でした。お昼時を外して行っても大混雑。ディナーに行くなら予約は必須です。
シュニッツェル(smázěný řizek)
薄いトンカツ。日本人の舌にあう味だと思います。ウィーンでもドイツでも見るのでこれも純粋なチェコ料理ではないかもしれませんが、メニューの伝統料理枠に欠かせない料理。
おすすめレストラン:「ネクストドア」
ホテル伝統の味を。予約は必須です。街のレストランで食べるシュニッツェルは油っぽくてなかなか完食できないのですが、ここのシュニッツェルは衣が軽くてさすがホテルの味。ビールもオリジナル。ダークがあまりにもおいしいです。3人でたらふく食べて飲んで1800kč(≒9000円)しないぐらい。チェコで考えたら高いけれど、ホテルのレストランって考えたらとても安い…!
Next Door by Imperial(Google Map)
フレビーチェク(chlebíček)
チェコでの軽食の定番、フレビーチェクはいわゆるオープンサンド。卵や野菜、そしてチェコの美味しいハムやチーズも乗せられてチェコを味わうのにぴったりの一品です。
おすすめレストラン:「オヴォツニー・スヴィエトゾル」
ヴァーツラフ広場を少し入ったところにある軽食&ケーキショップ。ここのケーキもおいしいのですが、フレビーチェクの種類も豊富で鮮やかなショーウィンドウにときめきます。店内が混んでいたらテイクアウトして裏手にある庭園で食べるのもおすすめ。
チェコは外食が安く、気軽にレストランで食事できます。チェコにいらっしゃった際にはぜひ、チェコ料理を存分に味わってください!