鎌倉あじさい散歩。7つのおすすめスポットと見頃をご紹介
例年、6月上旬に梅雨入りする関東。せっかくの休日も雨が降っているとお出かけする気が起きない...という方も多いのではないでしょうか。しかし、雨が多い梅雨の時期だからこそ見られる美しい景色もあるんです。
雨の日にイキイキと咲き誇るあじさいは梅雨の時期に見られる美しい景色のひとつ。そこで今回は、関東屈指のあじさいスポットである「鎌倉エリア」のあじさいの名所をご紹介します。
明月院(北鎌倉駅)
“あじさい寺”として人気を集めている「明月院」。
JR横須賀線「北鎌倉駅」から徒歩10分の場所に位置しており、あじさいの季節になると、国内外から多くの観光客が訪れます。できる限り人混みを避けたい方は、平日の早朝を狙って行ってみてくださいね!
明月院に咲く淡い青色のあじさいは「明月院ブルー」と呼ばれています。例年6月中旬頃から見頃を迎え、満開時にはおよそ2,500株のヒメアジサイが境内に所狭しと咲き誇ります。
円覚寺(北鎌倉駅)
鎌倉五山第二位という、鎌倉の臨済宗寺院の中で2番目に格式の高い「円覚寺(えんがくじ)」。
JR横須賀線「北鎌倉駅」から徒歩1分の場所に位置しており、広大な境内と歴史ある建造物が魅力的な鎌倉最大級のお寺です。
明月院や長谷寺のように狭い場所にあじさいが密集しておらず、広大な境内に点在して咲くあじさいを楽しめます。境内を散歩しながら自分のお気に入りのあじさいスポットを探してみてください!例年、6月中旬から見頃を迎えており、今年も中旬から見頃を迎えそうです。
浄智寺(北鎌倉駅)
鎌倉五山第四位という格式を誇り、古くから信仰を集めている「浄智寺」。
JR横須賀線「北鎌倉駅」から徒歩7分の場所に位置する、静寂に包まれた緑豊かなお寺で、国史跡にも指定されています。
浄智寺では、ガクアジサイがとても綺麗に咲いています。花が小ぶりで派手さはないものの、控えめな色調で見ているとなんだか落ち着きます。約40種、150~200株ほどのあじさいが咲いています。例年、6月中旬から見頃を迎えますが、今年は初旬から見頃となっています。
長谷寺(長谷駅)
写真:「【鎌倉】雨上がりの紫陽花に癒される! 花の寺、長谷寺を満喫」(ライター:ankuma)より
1年を通じて、綺麗な花が咲くため、“花の寺”とも称される「長谷寺」。
江ノ島電鉄線「長谷駅」から徒歩5分の場所に位置しており、境内には40種類以上、およそ2,500株ものあじさいが咲き乱れています。
写真:「【鎌倉】雨上がりの紫陽花に癒される! 花の寺、長谷寺を満喫」(ライター:ankuma)より
長谷寺のあじさいの見所は、境内にある「あじさい路」という道の両側にあじさいがたくさん咲いているスポット。色とりどりのあじさいが、見渡す限り広がっています。例年、6月中旬から見頃を迎えており、今年も中旬から見頃を迎えそうです。
御霊神社(長谷駅)
江ノ電の線路沿いに佇む「御霊神社(ごりょうじんじゃ)」。
江ノ島電鉄線「長谷駅」から徒歩5分の場所に位置しており、多くの人が江ノ電とあじさいのコラボ写真を撮影しようと、御霊神社前で待ち構えています。
線路沿いにはおよそ50株のヤマアジサイとおよそ200株の西洋アジサイが咲いています。決して株数は多くないのですが、ここでしか見ることのできない絶景があります。例年、6月中旬から見頃を迎えますが、今年は1週間ほど早く上旬から見頃となっています。
光則寺(長谷駅)
四季折々に美しい花が咲く「光則寺」。
江ノ島電鉄線「長谷駅」から徒歩7分の場所に位置しており、日本原産のあじさいを多く見ることができます。境内入り口に設置されている賽銭箱に拝観料100円を入れてから見学しましょう。
全国各地から集められたおよそ300種のヤマアジサイとおよそ20種のガクアジサイを中心に多くの種類のあじさいが鉢植えに植えられて境内に置かれています。例年、6月中旬から見頃を迎えますが、今年は初旬から見頃となっています。
稲村ヶ崎公園(稲村ヶ崎駅)
江ノ島にほど近く、目の前には海が広がる「稲村ヶ崎公園」。
江ノ島電鉄線「稲村ヶ崎駅」から徒歩5分の場所に位置しており、あじさい×江ノ島の景観を眺められると人気のスポットです。
芝生の植えられた広場と階段を登りきった先にある展望台にあじさいが点在しています。展望台の方があじさいの株数が多く、紫に青、ピンクなど様々な色のあじさいが咲いています。例年、6月中旬から見頃を迎えており、今年も中旬から見頃を迎えそうです。
以上、鎌倉エリアのあじさいスポットをご紹介しました!
東京から日帰りでも綺麗なあじさいを見ることができるので、ぜひこれからの季節のお出かけの参考にしてみてくださいね。