【ニュージーランド】在住者おすすめ! おひとり様でも楽しめる最高の観光スポット10選


長期休暇を利用して海外旅行に行こうと思っても友達や家族と都合が合わなくて、結局近場で済ませてしまったという経験はありませんか?

特に海外旅行に慣れていない人だと、ひとり旅というのは不安が付き物。しかしニュージーランドは「レストランやカフェなどの飲食店でカバンを置いて席を離れない」や「夜道を一人で出歩かない」などの基本的なルールを守っていれば比較的に治安も良く、ひとり旅初心者さんにはうってつけの国です。

今回はニュージーランドに点在する、おひとり様でも楽しめる魅力的な観光スポットを紹介します。




01. ワイン好きにはたまらない「ワイヘキ島」

近年目覚ましい発展を遂げているニュージーランドのワイン産業。ニュージーランド産のワインといえば世界的にも有名で、特に知られているのはセントラルオタゴやホークスベイなのですが、オークランドエリアに滞在しているときにワイナリーを楽しみたい人にうってつけなのは、市内にあるフェリー乗り場から船で40分ほどで行ける「ワイヘキ島(Waiheke Island)」です。

オークランドシティに比べて小さな街であるにもかかわらず、点在する数々の有名ワイナリー。中にはテイスティングができる場所もあり、温かく気さくな人が多いのでひとりでも入りやすい雰囲気があります。

オークランドからの日帰りトリップにもおすすめ。




02. ハイキングで軽い運動にも「カセドラルコーブ」

オークランド市内から車で約2時間半の場所に位置する「コロマンデル半島(Coromandel Peninsula)」にある有名観光スポット「カセドラルコーブ(Cathedral Cove)」とはこちら!

映画「ナルニア国物語」の撮影地となったことから観光客に大人気で、今はやりの「インスタ映え」にはうってつけ。近くまで車で乗り入れることはできず、遊歩道を登ったり下ったり約40分ほど歩くことになるので軽いハイキングコースとしてもおすすめです。

カセドラルコーブ付近にはコンビニはスーパーマーケットなどもないため、ペットボトルを持参して、特に日差しが強いときには水分補給を忘れないようにしましょう。




03. 神秘的な世界にいざ行かん「クイラウ公園」

北島屈指の観光地で、温泉の街としても有名な街「ロトルア」。オークランドからも車で約3時間で行けるので、日帰り弾丸トリップも可能です。

ニュージーランドの歴史を色濃く反映した地域だということもあり、マオリ文化を学べる施設や博物館、それにスパなども点在していますが、バジェットに限りがある人には残念なことに、有料である場合がほとんど。

しかしこの「クイラウ公園(Kuirau Park)」は一般市民に無料で開放されていて、さらにはロトルア中心部から徒歩で行ける距離にあるので、火山がたくさんあるニュージーランドの地熱活動を気軽に感じられるおすすめスポットです。




04. マイナスイオンたっぷりの「フカ滝」

ロトルアまで行ったら必ず立ち寄っていただきたいのが、星空がきれいな「タウポ湖(Lake Taupo)」…だけではなく「フカ滝(Huka Falls)」。ロトルアの街中心部からタウポ湖までは車で約1時間、そこからさらに15分ほど走ると壮大な景色に出合えます。

水が流れ落ちるダイナミックな音と夏場でも涼しい空気、何時間でも見つめていられる荘厳な光景に思わず目を奪われること間違いなし!

夜になるとゲートが閉じてしまうので、観光をしたい人は時間のチェックを怠らずにするようにしましょう。




05. 自然とビルが共存する姿が望める「ビクトリア山」

コーヒー文化が根付くニュージーランドの首都ウェリントンのおすすめスポットといえば、まず挙げられるのは「ビクトリア山(Mt. Victoria)」。市内中心部からは車で10分ほど、トレッキングやハイキングなどが好きな人は片道40分で山頂まで行くことができます。

体力に自信がない人や車に乗れない人でも、本数こそ多くはありませんが頂上までバスも通っているので安心です。

ビクトリア山展望台からはウェリントンの市内が一望できます。ここでひたすら目の前の景色を眺めていると、ウェリントンという都市は大きな街でありながら、ビルや大きな建物とビーチや山などの自然と共存している場所なのだということを実感します。

また、「風の街」としても知られるウェリントン、山の頂には強風レベルが描かれたサインなどが立てられていて面白いですよ!




06. ニュージーランドドリンク発祥の地「パイロア」

フィッシュアンドチップスやムール貝、クレイフィッシュなどニュージーランドでお馴染みの食べ物はいろいろと思い浮かびますが、実はニュージーランドを発祥とした飲み物があることをご存知でしたか?

その名は「L&P」。意外と注意深くラベルを見ていなければ気が付かないのですが、L&Pという名前は「Lemon and Paeroa」の略です。

この「パイロア(Paeroa)」というのは街の名前。L&Pの発祥の地で、専門のカフェがあったりもします。

私が一度訪問した時は「L&Pフィッシュアンドチップス」を頼んでみましたが、通常の衣にL&Pを使用しているとのこと。さっぱりすっきりした味わいでとてもおいしくいただきました。

ほかにもさまざまなメニューがありましたので、ウェリントンやロトルアからオークランド方面へ車で北上することを考えている人は休憩がてら立ち寄ってみることをおすすめします!




07. 本物のブラックスワンに出合える「ロトルア湖」

映画「ブラックスワン」といえば有名な作品ですが、現実世界でも「黒い白鳥」というのは存在します。

ロトルア中心部にある「ロトルア湖(Lake Rotorua)」では、天気が良い日にはきれいなブラックスワンたちが優雅に水面を滑る様子にお目に掛かることができます。私が行った時には大人スワンと子スワン、家族連れで可愛らしい姿を見せてくれました。

ロトルア湖周辺はウォーキングスポットとしてもおすすめ。朝の散歩がてらブラックスワンの一行を眺めながらリラックスしてみてはいかがでしょうか?




08. 雨天決行のエンターテイメント「マタカナファーマーズマーケット」

ニュージーランドで全国各地、毎日どこかしらで開催されているのがマーケット。うち、特におすすめしたいのはオークランド中心部から車で1時間半ほどの場所にある「マタカナ(Matakana)」という地域で毎週土曜日の午前から昼過ぎにかけて行われている「ファーマーズマーケット(Farmers’ Market)」です。

外で開かれている催しであるにもかかわらず、雨が降ってもキャンセルされることがないので天候に左右されず、遠方から訪れる人でも予定が立てやすいというのが魅力の一つ。

露店にはさまざまなオーガニック商品やフルーツなどが並び、朝食や昼食にはうってつけのイベントです。




09. アクセス抜群で読書タイムにぴったり「タカプナビーチ」

ニュージーランドは言わずもがな知れた車社会。

しかし日本からの旅行やワーキングホリデーや留学などで滞在している人の中には車や免許証を持っていない人も多いことでしょう。

そんなときに自然を拝みたいと思ってもなかなか難しいものですが、諦めることはありません! 公共交通機関を利用して行ける範囲で自然が美しい観光スポットとしておすすめしたいのが、オークランド中心部からバスで約20分ほどの場所にある「タカプナビーチ(Takapuna Beach)」です。

オークランドシティほどでないにしろ街は栄えていて、日本食レストランはもちろんのこと、おしゃれなカフェやレストラン、バーなどが立ち並んでいます。それでも一本道を逸れるとすぐそこに海が見えるのが素敵です。




10. やっぱり旅行は食を楽しみたいという人に「イートストリート」

せっかくプランを立てて遠出をするのですから、どうせならニュージーランドではどうしても高くついてしまう外食をしたいという人も多いのではないでしょうか。

そうはいってもニュージーランドは多国籍国家ですから、提供される料理の種類もさまざま。いざとなると「イタリアン?」「グリーク?」「タイ?」などと迷ってしまうもの。おいしいものは食べたいけれどどこに行ったらいいか分からないという人におすすめしたいのが、ロトルアにある「イートストリート(Eat Street)」です。

この短い通りにはラムやフィッシュアンドチップスなどのニュージーランド料理はもちろんのこと、インディアンやイタリアンなどさまざまな国の料理を提供してくれるレストランが立ち並び、自分お気に入りのお店を見つけられることでしょう。




ニュージーランドを最高の思い出に———

留学などでの長期滞在や旅行での短期滞在など、どのような訪問スタイルにせよニュージーランドというのは魅力が詰まった素敵な国です。

何度訪れても決して飽きることがないエンターテイメント性抜群の観光スポットをたくさん訪れて、人生の中でも最高の経験をしませんか?