【スペイン】バルセロナの街には美味しいものが溢れている!訪れる前に知っておきたい食文化

スペインは言わずと知れた美食の国!街を歩けば目移りするほど、美味しいもので溢れています。今回はバルセロナの街を中心に、市場・グルメ・スペイン人の食の習慣まで紹介したいと思います!

 

最高の楽しみ方は、お酒片手におつまみ探し

スペインは、食品市場文化が盛んです。街には大きな市場がたくさん。野菜、お肉、魚介、香辛料まで...。食事の材料を調達しに市民が集まる台所ですが、観光客にもおすすめの場所です。

なぜなら、市場では美味しく新鮮なものが、その場ですぐ食べることができるから!市場の店舗の横には、小さなイートインが設けられており、注文したものをその場でいただけちゃいます。また、おつまみも各店舗販売しているので、お酒片手に自分好みの食べ物を探索するのも最高ですよ。

スペインと言ったら生ハム。市場だけでなく、スーパーマーケットの中でもイベリコ豚の足がたくさんぶら下がっています。初めて本場の生ハムを食べましたが、悶絶です。美味しすぎるので、ぜひお試しください!

バルセロナは地中海にも面しているため、海の幸も豊富です。新鮮な魚介類がたくさん食べられるのは、日本人にとっても嬉しいことですよね。市場を覗けば、日本では見たこともない魚がいるかもしれません。

 

パエリアを食べるなら、入店してすぐに言うべし!

バルセロナの市場といえば、「サン・ジョセップ市場(通称ボケリア)」。最古にして最大、1836年から続いています。観光客も多く訪れる人気の場所です。場所はバルセロナの中心、ランブラス通りの脇道を入ってすぐ。

市場内や周辺にはレストランやバルがたくさん。写真も市場の中にあったバルでの食事です。スペイン名物のパエリアとサングリアをいただきました!

ここでポイントなのがパエリアを注文する時。パエリアは作るのに時間がかかるようで40分ほどかかると、どの店でも言われました。パエリアを食べたい時は、席についてすぐ注文したほうがいいようです。しかし時間がかかった分、その味は完璧です。

 

火照った体を冷ます、最高のスイーツ

もちろん、スイーツもあります。スペインの街角にはジェラート屋さんが至る所にあり、暑い日差しに疲れた体にはぴったりです。ジェラートと聞くと、イタリアを思い浮かべる方も多いと思いますが、スペインの味もなかなかのもの。

おすすめはゴシック地区。古い街並みの中に、こだわりのジェラート屋さんがいくつか存在します。食べ比べするのも面白いかも!

 

あの巨匠も通ったカフェレストランで、物思いに耽る

バルセロナを訪れた際、ぜひとも立ち寄ってほしいのが「4GATS」。1897年創業のこちらは、当時の芸術家が集い、若かりしピカソやガウディも通ったカフェレストランです。建物自体も内装も、非常に美しく歴史を感じます。

カタルーニャ広場からゴシック地区に向かって歩いて約5分程度です。雰囲気ある少しリッチな食事を楽しみたい方、芸術に興味がある方におすすめ!

 

スペイン人の夕食は “はしご”が基本!?

スペイン人の夕食時間はだいたい22時。日本人と比べてずいぶん遅いですね。そのためメインは昼食で、夕食は軽食とのこと。

お酒と一緒に、タパスと呼ばれる軽いおつまみを何品か頼むそう。
そして変わっているのが、1つのお店に長居せず、次のお店へとすぐ移り、そこでまたお酒と何品かタパスを頼む、いわゆる「はしご」形式なこと!

私も挑戦しましたが、2軒目で脱落...。スペイン人は2~4軒まわるそうです!
スペインを訪れた際は挑戦してみては?

 

今回はバルセロナを紹介しましたが、スペインは各都市に特色があり、どの場所にも美味しいものが溢れています!また、味付けや食材も日本人の好みに近いものばかりで、今まで旅した国の中で最も舌に合った印象を受けました。お店の人も陽気で親切。海外旅行初心者の方にもおすすめの美食の国です。