オランダの世界遺産、風車の街キンデルダイクを歩く!

こんにちは。
みなさん、オランダと聞いて連想するものは!?といえば・・・チューリップか風車の二大勢力ではなかろうかと思います。
初のオランダ旅行、やっぱりメジャースポットは外せない!ということで、オランダはキンデルダイク、世界遺産にもなっているこの地へ行ってまいりました。
運河沿いに19基の風車が並んでいる光景は、息を飲むとはこういうことか!と教えてくれます。
ちなみにチューリップの季節はすでに終わっており、今回は断念しました。

地平線に浮かぶ風車群

この日は天候にも恵まれて、無意識のうちにオォ!と声が出てしまうような景色を見ることができました。風車群を見るには、徒歩、レンタサイクル、ボートを選べるのですが、せっかくなので徒歩でゆっくり回ることにしました。
こんなにいい陽気なのに、先週までグズついていたんだとか・・・。風も少なく運河が鏡のようです。

オランダはほとんど平地で、いちばん高いところでも320mほど・・・視界を遮るものが風車だけ!というこの状況が、さらにこの風景を盛り上げてくれているように感じます。

風車での暮らしを体感

たくさんある風車のうち、2基の中を見学できるということだったのでさっそく潜入です。1枚のチケットで2基両方とも入ることができます。
1950年あたりまで実際に人が住んでいたらしく、当時の家財をそのまま残してあるんだとか。

住んでいた方の写真も解説付きで飾られています。

当時の住人と同じ景色を眺めているんだろうか・・・と少し感慨深くなります。

ただ、階段がかなり急だったり、天井が低かったり、こんな空間で生活していたのか!という驚きもありました。

こちらはもう1基の方の内装です。こちらも可愛らしい家具が並んでいます。

芸術の一部になる

短時間の滞在でしたが、予想以上の素晴らしさでした。後世に残る芸術が生まれるのも納得です。
こんなところでそよ風に吹かれながら、日がな一日ボ~っとできたら・・・と本気で思ってしまいました。

こちらはアムステルダム国立美術館で見つけた1枚。キンデルダイクではないかもしれませんが、ここで見た風景と重なります。今回の旅で、お気に入りの一枚となりました。

A windmill on a polder waterway, known as “In the Month of July”.

旅のアルバムに、キンデルダイクを入れてみてはいかがでしょうか