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2021-06-16

【鎌倉】一度は訪れたい風情を感じるあじさいの名所


梅雨の風物詩といえばあじさい。雨が続くと気分が沈みがちですが、雨にしっとりと濡れた色彩豊かなあじさいを見ると気分も華やぎます。
絵の具を滲ませたような淡い色が本当に美しくて、わたしの大好きな花のひとつです。
今回はこの時期ならではの鎌倉のあじさいについてご紹介します。



【明月院】明月院ブルーで有名な青の絶景を

明月院といえば「悟りの窓」。丸い絵画のように窓の景色が楽しめる、和の美しさを感じられる場所です。
約2,500株のあじさいが咲き乱れ、あじさい寺とも呼ばれています。明月院のあじさいは、澄んだ綺麗な青をしており、「明月院ブルー」と言われるほどです。

北鎌倉駅下車、徒歩約8分の場所にあり、あじさいの咲く時期になるとたくさんの人が訪れます。

参道一面に咲くあじさいは圧巻です。
しっとりと雨に濡れた感じが艶っぽくて、とても綺麗です。


こんなハートの形のあじさいを見つけました!本当に綺麗な青で、見ていて飽きません。
雨が降ると歩くのが大変ですが、雨が降るとあじさいがより美しく見えますね。石畳は特に滑るので、足元に気をつけて歩きましょう。


どなたがネックレスとピアスを?
とても素敵でつい写真に残してしまいました。


わたしが訪れた際、「悟りの窓」は写真を撮る方がたくさん並んでいて、ゆっくりと眺めることは出来ませんでしたが、やはり絵画のようで美しいですね。
2021年は6月1日~6月30日まで平日のみ開門、土日は終日閉門となっているそうなので、必ず事前にご確認をお願いします。



【長谷寺】フォトジェニックなスポット満載のあじさい路は圧巻!

江ノ電長谷駅から徒歩で5分程の場所にある長谷寺。一年を通して様々な花が楽しめるそうですが、梅雨の時期に経蔵裏の斜面に咲く、色とりどりのあじさいは見事で、明月院と並んであじさいで有名なスポットです。

あじさいの時期になるととても混雑するので、個人的には朝の時間帯がおすすめです。ホームページで混雑状況が見れるようなので、そちらをチェックしてから決めるのも良いかもしれません。

あじさいの色って様々ですが、どうやら土の酸性度によって色が変わるようです。こちらの長谷寺のあじさいは、グラデーションのように青や紫、ピンク、白など様々な色を見ることができ、とても見応えがあります。


長谷寺のあじさいは種類も多いため、満開になる時期にばらつきがあり、比較的長い期間あじさいを楽しむことができるようです。
あじさいの下に可愛らしいお地蔵さんがいらっしゃいますが、「良縁地蔵」というそうです。ついほっこりしてしまう素敵なお地蔵さんです。あじさいの下で雨宿りをしているみたいで可愛らしい!


上まで登ると由比ヶ浜を望む絶景を眺めることができます。


2021年は見頃の最盛期を迎える3週間程、拝観券のほかに「あじさい鑑賞券」300円が必要で、あじさい路が混雑しそうな場合は、整理券の番号順での案内になるようなのでご注意ください。


あじさいの時期になると、和菓子屋さんなどでも可愛らしいあじさいのお菓子が並んでいて、プラプラと街歩きをするのも楽しいですね。



現在コロナウイルスの影響により、通常と異なる案内をされているので、必ず事前にご確認いただき、訪れる際は人混みを避ける、マスクを着用するなど、感染対策をお願いいたします。

または今年は混雑を避け、来年以降の計画に役立てていただけましたら幸いです。
梅雨の時期に風情のあるあじさいはいかがでしょうか。



このしおりのライター

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