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昔ながらの温泉旅館でのんびり過ごすなら、洞川(どろがわ)温泉の老舗旅館「花あかりの宿 柳屋」(奈良県天川村洞川)がおすすめ。洞川は、「ごろごろ水」に代表される名水の地。天然の名水を使った、女将さんご自慢の心のこもった手料理と温かなおもてなしに、ほっこり癒されます。

洞川温泉街でも柳屋は源泉に近い場所にあり、源泉かけ流しのお風呂はお湯の香りも良く、お肌もつるつる。温泉旅館「柳屋」をご紹介します。



洞川温泉の老舗旅館「花あかりの宿 柳屋」

関西の秘湯、洞川(どろがわ)温泉。奈良県吉野郡天川村の標高約820メートルの山里にある温泉街です。平地よりも気温が5度ほど低いため、夏は避暑地として人気。新緑や紅葉時期も風情があり、冬は雪見温泉を楽しむ観光客でにぎわいます。

写真が、洞川温泉にある「花あかりの宿 柳屋」。創業は江戸時代という老舗旅館です。旅館のすぐ後ろを清流が流れ、川のせせらぎが心地いい。源泉かけ流しのお風呂は肌に優しく、心癒される温泉旅館。場所は、龍泉寺の近くにあります。


こちらは、「柳屋」の玄関。レトロながらもおしゃれな雰囲気。女将さんが生けた生け花が旅人を温かく迎え入れています。

生け花は囲炉裏部屋や廊下や階段、お風呂場の前など旅館の多くに飾られ、綺麗なお花にも癒されます。

玄関で目を引くのは、行者(ぎょうじゃ)さんたちの写真。女将さんを慕って、日本全国から多くの修験者の方々が「柳屋」を訪れています。

洞川温泉街は、修験道の聖地「大峯山」の門前町(登山口)にあり、修行する行者のための宿場として古くから栄えてきました。昭和レトロな木造旅館が軒を連ね、懐かしい時代へと誘われます。



源泉かけ流し温泉、囲炉裏の部屋も

お部屋に通されると、そこは純和風の落ち着いた雰囲気。写真の囲炉裏は、ご主人さまの手作り。部屋の窓から大峯山を望むことができ、これは他の多くの洞川温泉旅館にはない魅力。窓の下に流れる清流のせせらぎも心地よく、天川村ならではの自然を感じられます。


囲炉裏といえば、朝は囲炉裏のテーブルで朝食を楽しむことも。ゆったりした時間を感じることができ、心がほっと安らぎます。のんびりした、昔ながらの風情を感じたい旅人におすすめの宿です。


旅の楽しみは温泉。「柳屋」のお風呂は、半露天風呂。目張りの隙間から清流の流れを見ることができます。洞川温泉では、貴重な源泉かけ流しのお風呂。

洞川温泉の泉質は、弱アルカリ性の単純温泉。サラッとしていて、お湯の香りがよく、お肌がすべすべに。神経痛やリウマチ、関節痛、冷え性、疲労回復などに効果があるとされています。デトックス効果も期待できそうですね。

「柳屋」は源泉に近い場所にあるのですが、温泉は源泉に近いほど効果があるみたいですよ。



囲炉裏焼き会席膳は絶対おすすめ

さて、温泉の次の楽しみは、お料理(写真は、山の幸会席膳)。天然の名水を使い、地場産にこだわった手料理は最高のおもてなし。添加物にも気を配り、専用の農家と契約を結ぶなど、旬の食材の目利きも素晴らしいお宿です。

地鶏や牡丹鍋、鴨鍋など、四季折々の食材を使った会席料理は見た目も美しく、身体にも心にも優しい。可愛くて美しい器が料理をさらに引き立てます。


「柳屋」で、旅のぜいたくを味わい方におすすめの料理が「囲炉裏焼き会席膳」(写真は3人前)。最高級の大峯イノシシとシカが味わえる逸品。野生獣肉(ならジビエ)は奈良県産にこだわり、臭みもなく、柔らかくて本当においしい。

カモや地鶏、新鮮な野菜も自然の甘みがあり、上品で優しい味付け。お酒が進みます。囲炉裏焼き会席膳は1日2組限定なので、ご利用の予約はお早めに。


こちらの方が「柳屋」の女将さま。ちょっとシャイな雰囲気が可愛らしい。女将さまは天川村のご出身で、都会生活にちょっと疲れて、地元で旅館を継ぐことを決意。旅行好きな方なので、楽しい旅の話を聞かせていただけます。

※撮影のため、マスクをはずしていただきました。



名水豆腐、アユ、鹿のたたきも!

続いては、お料理の品についてご紹介。洞川は、名水(ごろごろ水など洞川湧水群)が湧き出ることでも知られます。名水はミネラルを豊富に含み、昔から修験者たちの喉をうるおしてきました。環境省の『名水百選』にも選定されています。

そこでおすすめは、名水を使ったお豆腐。しっとりした優しい味わいが口の中に広がり、名水のおいしさが感じられます。鍋物に合うので、夕食は湯豆腐鍋プランもおすすめ。


川魚も天川村の名産品。“天川ブルー”と呼ばれる清流で育った川魚は身が引き締まり、綺麗な姿をしています。食材にこだわった、アユの塩焼きは別格のおいしさ。


こちらは、柳屋特製のシカのたたき。臭みがまったくなく、肉が柔らか。これはとろけるようにおいしい。地酒にもとても合います。



柳屋でおすすめのお土産は?

「柳屋」の前には、専門のお土産店もあるので、帰りにぜひのぞいてみて下さい。おすすめは「かき餅・きりこ」。お着きのお茶菓子として試食することができます。

かき餅は洞川の名物。「柳屋」では専門のかき餅工房で、一つずつ丁寧に作られています。モチッとした食感と、サクッとした歯ざわり。修験者たちの保存食としても愛用されてきました。


くずきりもお土産におすすめ。吉野郡の特産品といえば、吉野葛が有名ですが、「くずきり」「くず餅」はぜひ味わっていただきたい品。自然の優しい風味が口の中に広がり、名水が繊細な味わいを引き立てます。「柳屋」の料理では、くずきりと一緒に名水豆腐も楽しむことができます。


最後は、お守り。素焼きの七宝で「役行者(えんのぎょうじゃ)」「前鬼(ぜんき)」「後鬼(ごき)」をあしらったデザイン。背景の赤、黄、緑、青色は四季をイメージし、修行の日々を表現しています。

洞川の住民は、修験道の開祖・役行者に仕えた弟子(後鬼)の子孫と伝えられ、行者の教えに従い、今も大峯山で修行をする人々を守り続けています。

修行の道「大峯奥駆道」(紀伊山地の霊場と参詣道)が世界遺産に登録され、修験道への関心が高まるなか、洞川温泉の「柳屋」で昔ながらの風景と、女将さんのおもてなしに出会ってはいかがでしょうか?



洞川温泉旅館「花あかりの宿 柳屋」の基本情報

住所:奈良県吉野郡天川村洞川489-9
電話番号:0747-64-0621
アクセス:近鉄電車吉野線「下市口駅」から奈良交通バス(洞川温泉行き)で終点「洞川温泉」下車(所要時間約80分)、徒歩約8分(龍泉寺の近く)
駐車場:無料駐車場は、5台ほど完備
※夕食をお願いしている場合、18時までには入りましょう。


なお、奈良県天川村の観光スポットや、奈良の日帰り旅行でおすすめの場所などもまとめていますので、ご興味のある方は下のリンクからのぞいてみて下さい。

>>奈良県天川村の新観光名所「てんかわ天和の里」でバーベキュー&川遊び

>>【鬼滅の刃】奈良県で聖地巡礼!一刀石岩で映画の名シーン再現!ディープなアクセスもご紹介

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