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2020-12-07

【冬の島根旅】山陰最大級! 日本庭園で楽しむ 和のイルミネーション

島根県松江市にある「由志園(ゆうしえん)」は、約1万2千坪もの広大な敷地を散策しながら季節の花々を楽しむことができる、美しい日本庭園。庭園の各所で出雲地方の風景が表現され、まさに出雲の国の箱庭のよう。

そんな「由志園」では毎年、秋冬限定のイルミネーションイベントが開催されています。

今年は「黄金の島ジパング2020」と題し、「祈り」をテーマとした光の空間を演出。2021年1月11日まで楽しめますよ。



幻想的な夜の紅葉と、和の演出

夜の庭園でまず目に飛び込んできたのは、辺り一面を赤く染める幻想的な紅葉(撮影日:2020年12月3日)。和傘のライトがよく似合っていますね。

少し歩くと、「花札」をモチーフにした和のイルミネーションが。 日本庭園の雰囲気にマッチした演出を楽しめるのが、由志園の特徴です。

色鮮やかな和傘の灯りも、ぜひ写真に収めたいスポット!



「出雲富士」をモチーフにした作品も

鳥居と月が印象的なこちらのエリアは、「出雲富士」と名付けられた大きな作品が一番の見どころ。

「出雲富士」とは、鳥取県にある標高1,729メートルの山「大山(だいせん)」のこと。島根県の松江方面から見た姿が富士山に似ていることから「出雲富士」と呼ばれているそうです。

出雲富士の麓には、竹林や三尊石をイメージした作品が配置されていました。

このエリアには展望台も設けられており、美しい光の演出を上から見ることができるので、訪れた際にはぜひ上がってみてくださいね。



鏡の池

そしてこちらも見逃せません! 木々が色鮮やかにライトアップされ、鏡のような池に映し出されるのです。次々と色が変化していくため、飽きることなくずっと眺めていられます。

この日は完璧なリフレクションとはいきませんでしたが、風のない日であれば、より美しい光景を撮影することができるでしょう。



光り輝く庭園を眺められるカフェ

イルミネーションを見終わって屋内へ入ると、庭園を眺められる茶房「一望」があります。窓の外には、まるで夢のような美しい世界。冷えた体をあたためるのにもぴったりです。



今回ご紹介したのは、数ある演出のうちの一部。ぜひ実際に足を運んで、和のイルミネーションを体感してみてください。


「黄金の島ジパング2020」
場所:由志園(島根県松江市八束町波入1260-2)
期間:紅葉ライトアップ&イルミネーション 2020年11月14日〜11月30日 / クリスマスイルミネーション 2020年12月1日〜12月27日 / ニューイヤーイルミネーション 2021年1月2日〜1月11日(※1月6日は夜間休み)
公式サイト:https://www.yuushien.com/


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このしおりのライター

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