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2020-06-10

鹿児島県の離島・加計呂麻島に「実久ブルー」の海を見に行こう!


「加計呂麻島(かけろまじま)」は、鹿児島県の奄美群島に属する島の1つです。
奄美大島からフェリーで20分ほどの場所に浮かぶ加計呂麻島は、「実久(さねく)ブルー」と呼ばれる青く美しいビーチがあることで有名な島です。
絶景に出会える予感でいっぱいの加計呂麻島へ、旅に出てみましょう!





奄美大島・古仁屋港から加計呂麻島へ

加計呂麻島へのアクセスは、奄美空港から車で約2時間の場所にある「古仁屋(こにや)港」から、フェリーや海上タクシーに乗船して向かいます。
古仁屋港から加計呂麻島まではフェリーで20分くらい。
「フェリーかけろま」は1日7便、海上タクシーは1時間に1便くらいの間隔で運航しています。
予約は不要。
古仁屋港に着いたら、フェリーか海上タクシーのどちらかで出発時間が近い方に乗りましょう。

古仁屋港から沖の方を見ると、島影が見えます。
あの中のどれかが加計呂麻島なのでしょうか。
ワタシは海上タクシーで向かうことにしました。
片道300円くらい。
加計呂麻島には「生間(いけんま)港」と「瀬相(せそう)港」という2つの港があり、どちらの港でもレンタカーを借りられます。
1日借りても2,000円くらい、安い!





いざ、加計呂麻島散策へ!

島に着いたらすぐに有名な「実久ブルー」を見に行こうと思っていたのですが、車を走らせた途端に写真のような絶景が!
思わず車を降りてシャッターをきる。
こんなに素晴らしい景色なのに、特に標識などは見当たりません。
後で調べてみたところ「野見山の入り江」という場所でした。

海の色が信じられないくらい青い!
到着早々目の当たりにした離島の海の綺麗さに目を見張るばかりです。





巨大なガジュマルの木

奄美群島には大きなガジュマルの木がたくさん自生しています。
ここ加計呂麻島も例外ではなく、巨大なガジュマルの木が自生しているのを発見しました。
なんだかパワーが宿っていそうな雰囲気です。

島内の集落の石垣には、写真のような棒が立てかけてあるのをよく見かけます。
これは「ハブ棒」といって、ハブに遭遇したらこの棒で叩いて撃退するのだそうです。
そんなにうまいこと撃退できるのでしょうか!?
ハブに出くわさないことを願う・・・。





島の絶景スポット「タカテルポイント」

実久海岸の他にもう1ヵ所、加計呂麻島に来たなら是非見てみたいと思っていた場所があります。
それが「タカテルポイント」。
ここは加計呂麻島内で有名な観光名所です。
少し雲が出てしまいましたが、想像していた通りの絶景です。

以前はここに、海に向かってこげるブランコがあったそうなのですが、ワタシが訪れた時は撤去されていました。
この崖から海に向かってブランコをこぐなんて、考えてみればかなり危険な行為なのでは?
「映える」写真は撮れそうですけどね(笑)





島のお昼ごはん

加計呂麻島には飲食店が数店しかなく、しかも不定休のお店が多いので、事前に調べておくか、お弁当などを持って来ないとランチ難民になります。
今回は「瀬相集落」にある「たづき」さんで野菜そばをいただきました。
沖縄そばより少し濃いめの味付けにしてあるというこちらの野菜そば、とても美味しいのでおすすめです。





念願の実久ブルーの海へ!

ランチを済ませたあと、加計呂麻島で一番行きたかった「実久海岸」にて、念願の「実久ブルー」の海を見ることができました!
遠浅の実久ビーチは、加計呂麻島屈指の美しさだと言われています。
こんなに美しいビーチなのに、夏のハイシーズンでも海水浴客は数組なのだそうです。
少し曇り気味でも海は鮮やかな青色をしていて、期待を裏切らない感動の絶景でした。





地元の方おすすめの「徳浜」へ

実久ブルーを堪能したあと、帰りのフェリーの時間まで少しだけ寄り道することにしました。
加計呂麻島で最後に訪れた場所は「徳浜(とくはま)」というビーチです。
実久海岸は観光客にも人気のビーチですが、ここ徳浜は地元のお兄さん一押しの超穴場ビーチです。
実久海岸のように濃いブルーの海ではなく、穏やかで透明な徳浜の海は、1日中ここにいたいと思ってしまうような癒しの景色でした。





まとめ

加計呂麻島は奄美大島から日帰りで気軽に訪れることのできる島です。
大きな島ではないのですが、山道が多く徒歩で島巡りをするのは大変です。
レンタカーでまわる場合は、道が狭く、しかも道路脇の側溝に蓋がされていないので、運転には十分気を付けてくださいね。
夜には驚くほどの星空が見られるということなので、次回は泊まりで訪れてみたいと企んでおります。





このしおりのライター

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