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新幹線のとまる「新神戸駅」から徒歩10分で行ける滝! 布引の滝プチハイキング

兵庫県神戸市は都会的なまちである一方で、中心部のすぐ近くに豊かな自然が広がっているエリアです。

この記事でご紹介するのは、新幹線や地下鉄が停車する「新神戸駅」から歩いてわずか5〜10分の滝! 予約した新幹線の時間までちょっと余裕があったので、サクッと滝巡りをしてみました。




新神戸駅から歩いてすぐ!「布引の滝」

新神戸駅のすぐ裏手に位置する「布引の滝」は、日本三大神滝の一つ。
「布引の滝」というのは、布引渓流にある4つの滝「雌滝(めんたき)」「鼓滝(つつみがだき)」「夫婦滝(めおとだき)」「雄滝(おんたき)」の総称です。

新神戸駅から一番近い滝「雌滝」までは徒歩約5分、一番遠い「雄滝」でも徒歩約10分ほどで行くことができますよ。


新神戸駅の1階出口を出たら、高架下を通って案内看板の通りに進み、この小さな橋を渡るともう山の中です!




まずは「雌滝(めんたき)」へ!

さっそく道が二手に分かれていますが、どちらを選んでも4つの滝を巡ることができます。

長〜い階段をのぼるのはちょっと・・・というわけで、左のなだらかな道を進び、まずは「雌滝」へ行くことに。

何の苦労もなく、驚くほどあっという間に到着!

てっきり手前のカーテンのような流れが雌滝だと思っていたのですが、木で隠れている奥の滝が雌滝みたいです。




姿の見えない「鼓滝(つつみがだき)」

さらに進むと、見晴台のように少し突き出ている部分を発見!
「2つ目の滝かな!?」とワクワクしながら覗き込んでみたのですが・・・

木が生い茂っていて見えませんでした・・・。

足元の岩に「鼓滝」と書いてあったことから、ここが2つ目の滝であることは間違いなさそう。

姿が見えなくとも、ゴーーーっというものすごい音で存在感を示しています。この豪快な音から「鼓滝」と名付けられたのかなあと想像してみたり。音だけでも癒しを与えてくれます。




「雄滝(おんたき)」を目指してさらに上へ

さらに進み、駅内のポスターで見た「雄滝」へ到着!

高さ43メートル。想像していたより近くで見ることができ、迫力満点です!

ベンチが設けられており、座って休みながらのんびりと滝を眺めることができました。
新幹線の駅のすぐ裏手にいることを忘れそう〜。


そういえば、ここまで3つの滝を巡ったけれど、残りの一つ「夫婦滝」は・・・?

案内看板が見あたらなかったのでスマートフォンで調べてみると、「雄滝」の滝壺から流れているこれが「夫婦滝」と呼ばれているのだそう。いつの間にか4つの滝をコンプリートしていました!

時間の関係上ここまでで引き返してしまいましたが、さらに上へ行くと、茶屋や見晴らし展望台があるようです。




滝自体はわざわざ遠くから見に行くほどのものではないかもしれませんが、“新幹線に乗るまでの暇つぶし” として考えると最高のスポットです! 都会からこんなにアクセス便利な滝は珍しいのではないでしょうか。

全体的に散策道が整備されているので、滝を巡るだけであれば登山用の特別な装備などは必要なく、普通の服装とスニーカーで大丈夫。(ハイヒールだとちょっと厳しいかも。) 新幹線に乗る時間まで余裕があるときに、ぜひ気軽に滝巡りをしてみてください。



このしおりのライター

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