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2019-05-05

お金はないけれど時間があったから、1週間5万円で東京から西日本を周遊してみた!


お金はないけれど時間があった私、1週間5万円で西日本を周遊してきました。
いいホテルに泊まって美味しい高級料理を食べる旅行もいいけれど、なるべくお金を使わない貧乏旅だからこそ発見できることや楽しさもありました。観光もしっかりできて大満足の旅でした!

東京を出発し、1週間で巡った西日本各地の観光スポットを時系列順に追ってご紹介していきます!


費用を抑えるための五箇条!

東京〜山口間を新幹線で往復するだけでもおよそ4.5万円。1週間も滞在するなら宿泊費を含めて10万円以上はかかるのではないでしょうか。もちろん周遊するなら移動費がさらにかかります。

そんな普通だと10万円以上はかかるであろう旅費を半分以下に抑えた、私と友人の五箇条がこちら。

①まともな食事は1日1回。
②移動は車で、出来る限り高速を使わない。
③宿には泊まらず、車中泊。
④充電したかったらファーストフード店(もちろんお店の人に許可を取って)。
⑤飲み物はスーパーで売っている激安の水。




1日目:東京〜名古屋

10時頃に東京を出発して、ほとんどノンストップで名古屋へ!
途中、車窓から静岡の茶畑が見えたりして、景色も変わるので楽しいドライブでした。そんなこんなで17時頃に名古屋に到着!

お腹がぺこぺこだったので、まずは名古屋グルメを食べることにしました!
数多くの名古屋グルメがある中で、私たちが選んだのは「山本屋本店」の味噌煮込みうどん!
太くかたい麺に濃厚な味噌が絡みついて絶品。あまりの美味しさに1滴残さず完食。

ちょっと観光もしようと思ったら外は暗くて、観光名所が閉まっているというミス。
特に目的地も決めずに名古屋の街を散策していると、遠くにライトアップされた「名古屋城」を発見!城内に入ることはできませんでしたが、名古屋の名所を見られたので満足。

少し遅めの夕飯として「まるや本店」でひつまぶしをいただくことに。
ふっくらとしていて柔らかいうなぎと香ばしいタレはとっても美味しい。長距離移動で疲れ果てていましたが、うなぎを食べたら明日からまた元気に旅ができそうな気がしてきました!




2日目:名古屋〜神戸

早朝に名古屋を出発し、西へ向かっていると三重県四日市付近で風景が一変。四日市コンビナートはやはり工場がいっぱい!今度来るときは、四日市コンビナートの工場夜景も見てみたいなと思いながら通過しました。

12時頃、奈良県の「法隆寺」に立ち寄りました!
土砂降りの雨でしたが、それゆえ人が少なくてゆっくり見て回ることができました。雨の法隆寺も情緒があり、素敵。

15時頃、大阪に到着!
昨夜のひつまぶし以来のご飯を求めて新世界へ向かい、串揚げの名店「だるま」で串揚げをこれでもかというほど食べました!リーズナブルなのでお腹いっぱい食べても安心。もちろん二度漬けは禁止ですよ〜!

お腹いっぱいになった後は、道頓堀や心斎橋付近をぶらぶらと散策。
グリコの前でグリコポーズで写真撮影したり、かに道楽のカニのオブジェの前でカニポーズで写真撮影したりして、大阪を思いきり満喫!

20時前、神戸に到着!
神戸に着いたらまずはポートタワーなどがあるウォーターフロントの中心部へ向かいました。水面に港町・神戸の夜景が映り、幻想的な光景が広がっています。

2日目の締めは、明治・大正ロマンの雰囲気を感じることができる「スターバックス 神戸北野異人館店」へ。雰囲気も相まってか、いつも飲んでいるスタバのコーヒーよりも美味しい気がしました。閉店時間ギリギリだと人も少なく、ゆったりとした時間を過ごせるのでおすすめ!




3日目:神戸〜広島

3日目は朝一で、「姫路城」へ!開門が9時なので、9時前には到着して開門を待ちました。朝早いと人も少なく、姫路城を独り占めしているような感覚を味わえました。真っ白な白鷺城を見ながら散歩するという素敵な朝活を体験してみてください!

14時すぎに広島に到着!
まずは広島市内にある観光名所・原爆ドームへ。ボロボロになった小さな建物ですが、どこか目を離せない強い魅力がありました。日本人なら一度は訪れて、過去を考え、今の平和な日本に感謝してみてはいかがでしょうか。

17時頃、夕日×鳥居を見に世界遺産「宮島」へ。
ちょうど満潮の時間だったので、海の上に大鳥居が建っている絶景を見ることができました!もう少し早めに訪れて、昼〜夜にかけて刻一刻と変わる宮島の景色を眺めるのもいいかも。

宮島観光を楽しんだ後、廿日市市まで戻って「電光石火 廿日市店」でお好み焼きを食べることにしました。電光石火のお好み焼きは、1つでかなりお腹いっぱいになるくらいとってもボリューミー!大阪風もいいけれど、広島風も美味しい。甲乙つけがたい...。




4日目:広島〜松江

旅の折り返しの4日目、まずは山口県の「秋芳洞」へ!
日本三大鍾乳洞として有名な「秋芳洞」は、入り口からとっても神秘的!“龍の住処”と言われているのも納得です。洞内には百枚皿や黄金柱など、見所がたくさん。

秋芳洞と一緒に訪れたのが日本最大のカルスト台地「秋吉台」。ぶらぶら歩きながら、どこかに座りながら、車を走らせながら、秋吉台の自然を満喫しましょう。私のおすすめは走って秋吉台の風を感じる!です。

12時頃、青い海にかかる絶景橋「角島大橋」に到着!
秋吉台からは車でおよそ1時間30分と少し遠いですが、訪れる価値のある絶景スポットです。私が訪れた時はあいにくの曇り空でしたが、海の綺麗さはピカイチで、青い海にかかる一直線の橋は絵葉書のような美しい光景でした。

17時頃、「出雲大社」にやっと到着。角島大橋から4時間もかかりました...。
鳥居をくぐり、境内に入ると空気がピンっと張りつめているようで、神聖な雰囲気をひしひしと感じました。縁結びのご利益があると言われており、私の友人も訪れてから1ヵ月後に恋人ができていました!本当にご利益があるかも!




5日目:松江〜京都

5日目は早々に島根から出て鳥取へ!
10時頃、鳥取に到着してまず向かったのが「すなば珈琲 鳥取駅前店」。多くのマスコミに取り上げられた人気カフェなので、すでに待ちの列ができていました。

鳥取に来たからには鳥取のシンボル「鳥取砂丘」は外せません!
想像以上の規模で、異国の地に来たかのよう。前日に雨が降っていたようですが、水溜りはできておらず、むしろ少し砂が固まっていて歩きやすかったです。
砂丘の頂上は立っているのがやっとなほど風が強いので、帽子やアクセサリーが飛ばされないように気をつけてくださいね。

鳥取砂丘の後はまた駅前に戻ってきて、鳥取のスタバ1号店「スターバックスコーヒー シャミネ鳥取店」にも立ち寄りました!

19時過ぎに京都に到着!
すなば珈琲でもコーヒーだけで、今日1日まともな食事を取っていなかったので、夕飯は「祇園 牛禅」ですき焼き・しゃぶしゃぶの食べ放題をいただくことに!
落ち着いた雰囲気の店内には個室もあり、リラックスしながら美味しい“すきしゃぶ”をお腹いっぱい食べることができました!




6日目:京都〜阿智村

6日目は移動せずにそのまま京都の寺社巡り!
まずは千本鳥居が有名な「伏見稲荷大社」へ。国内外から多くの観光客が集まる人気のスポットですが、タイミングよく誰もいない千本鳥居の光景を写真に収めることができて大満足!先が見えない千本鳥居は、なんだか違う世界へ続く道みたいでワクワクしました。

▲ 改修工事前の写真

寺社巡り2ヶ所目は「清水寺」へ。本堂は現在、改修工事中です(2020年3月終了予定)。
私が清水寺に行くといつも食べるのが「滝の家」の湯豆腐(夏場は冷たいお豆腐)。滑らかな絹ごし豆腐とダシのきいた醤油だれの相性がぴったり!

寺社巡り3ヶ所目は浄土宗総本山「知恩院」へ。浄土宗の開祖である法然上人の芳骨が納められており、徳川家康など数々の将軍の外護を受けた由緒正しきお寺です。

京都の寺社巡り、最後は臨済宗大本山「南禅寺」へ。個人的には京都で一番好きなお寺。落ち着いた雰囲気の中、目を閉じて周りの音を静かに聴くのがとても心地良いんです!

最後の晩餐に選んだのが「天ぷら海鮮 米福 四条烏丸店」。天ぷらというと値段が高いのでは...と思いがちですが、えび1尾190円、さつまいも1つ120円とかなり安く、それでいて衣がサクサクで味もかなり美味しいのでおすすめ!
天ぷらと一緒にお酒を飲みたいところでしたが、この後長距離運転するのでお水で我慢....!

19時に京都を出発して向かった最後の目的地が、長野県「阿智村」。
到着したのは23時でしたが、阿智村には星空を観に来たのでちょうどいい時間でした。
星空を写真で撮ろうと思ってもなかなか難しい...。実際はこの写真以上に夜空いっぱい満天の星が輝いていました。




7日目:阿智村〜東京

緑の山々に囲まれた阿智村の朝はとても清々しい!
思いきり伸びをして、深呼吸をして自然の新鮮な空気を体にたっぷり取り込んだら東京へ!





私が貧乏旅で感じた、4つの素晴らしい点

①ローカルの道を走ることで、その地域の特徴や面白いポイントに気づく。その気づいたことを友人と議論するのも楽しい!

②お金がないとこんなこともできないのかと驚きながらも、それもゲラゲラ笑えるほど楽しい。

③基本車中泊だったので、朝日で目覚める。朝日で目覚めるってとても気持ちがいいなと実感。

④型にはまった旅行ではないので、かなり自由。




車中泊したり、高速を使わずに下道を走ったりなど色々工夫をして、1週間5万円ほどで西日本周遊を楽しむことができました! ちょっと変わった旅をしてみるのもたまにはいいかもしれませんよ。

このしおりのライター

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