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【千葉】まるで海外の遺跡のよう!絶景が楽しめる鋸山で“地獄のぞき”してきた


千葉県房総半島南部にある、他の山とは一風変わったギザギザの山「鋸山(ノコギリヤマ)」に登ってきました!


鋸山の頂上へ!

頂上へ登る方法は、主にロープウェイ・徒歩・車の3つ。
この日はあいにく雨が降っていたこともあり、早くて楽なロープウェイを選択しました。
ロープウェイは往復で大人1人930円。
わずか4〜5分で頂上まで到着しました!

有名な「地獄のぞき」は、ロープウェイを降りてから歩いて20分ほどかかるとのこと。

肝心な頂上からの景色は...

真っ白!!!(笑)
やっぱり雨の日に登っても楽しめないのか...と少し落ち込みましたが、せっかくここまで来たので「地獄のぞき」へ向かいます。




地獄のぞき

鋸山の案内図。

この山の見所となっている地獄のぞきや大仏、百尺観音などは、すべて日本寺の敷地内にあります。
日本寺は約1300年前に、聖武天皇の勅詔を受けて行基菩薩によって開かれた関東最古の勅願所だそうです。

今回私は山頂エリアのみをまわりましたが、日本寺の敷地はかなり広く、すべてじっくり見てまわろうとすると丸一日かかるのではと思います。
拝観料(大人1人600円)を払い、いざ境内へ。

20分ほど山道を歩くと、「地獄のぞき」の崖が姿を現します!!

突き出ている崖の上に人が!!
この崖はほぼ垂直で、高さ約100mもあります。

雨のおかげで、今にも仙人が現れそうな雰囲気を楽しめました。
これはこれで良いかもしれない(笑)

そんな風に考えているうちに雨が上がったので、私も地獄のぞきの崖の先端に行ってみました!

階段はありません!
凸凹があり多少登りやすくなってはいますが、サンダルの方は登るのに苦労していました。歩きやすい靴で来られることをおすすめします!

地獄のぞきの崖の先端へ。
さっきまでの雨のせいで大きな水たまりができていてショック...(笑)
前方には東京湾と房総半島、見おろすと緑の木々。
高いところが好きな私は、怖いというより綺麗だなと感じました。

地獄のぞきの崖は、きっと横から見るほうがスリリング!

横から撮ってもらいました!

鋸山は良質石材の産地として、江戸時代から盛んに採石が行われていたそう。
垂直な山肌は採石の跡なんですね〜。

まるでどこか他の国の遺跡を歩いているようでした。
白い靄が余計にそう感じさせてくれるのかもしれません。





こちらも必見!百尺観音

地獄のぞきだけで満足して下山してしまうのはもったいない!
「百尺観音」も必見です。

石切跡の壁の間を通り抜けます。
自然豊かで、神秘的。
この先の開けた場所に姿を現すのが、、

百尺観音さま!
想像以上の大きさに圧倒されました。

手前にいる私と比較していただくと大きさがよく分かるかと思います。
高さ100尺(約30m余り)。世界戦争戦死病没殉難者供養と交通犠牲者供養のために、約6年の歳月をかけて彫刻されたそう。
神秘的な雰囲気に魅了され、しばらく佇んでいました。

ちなみに左上に見えているのが、先ほど私が立っていた「地獄のぞき」の崖です。高い!




鋸山のおいしい焼きだんご

今回は「地獄のぞき」と「百尺観音」の2箇所しかまわっていませんが、雨に濡れた山道を歩くのは結構ハードでした。
お腹が空いたので、下山する前におやつを。
山頂のロープウェイ乗り場近くにあるおだんご屋さんです。

プレーン、さくら、むらさきいもの炭火焼きだんご。
しょうゆ、みたらし、くるみ味噌、あんこから、どれをかけるか選びます。

私はさくら団子にみたらしをチョイス!
同行者はタレをどれにするか悩みに悩んだ末、お店のおっちゃんに「1こずつ違うタレでもいいよ、今ほかにお客さんいないから」と言われ、お言葉に甘えて3つのタレを塗ってもらってました(笑)

ふわふわもちもち!
山の上の澄んだ空気や生い茂る緑が、より一層おだんごの美味しさを引き立ててくれるような気がします。



鋸山、また来たい!

雨の日でも充分楽しめた鋸山。まわりきれなかった場所がたくさんありますし、今度は天気の良い日にまた来てみたいなと思います。
気になった方はぜひ、実際に見に行ってみてください。
写真で見るより遥かに壮大な景色が待っています!


このしおりのライター

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