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2016-07-11

【白神山地】世界遺産の森を歩こう、初夏のブナ林で森林浴!


白神山地は秋田県と青森県の県境にまたがる標高約100メートルから約1200メートルにおよぶ山岳地帯。
手つかずの自然を残す白神山地は、1993年に屋久島などと共に日本初の世界遺産に登録されました。
秋田県側からは八峰町や藤里町といった地域から、青森県側からは深浦町や鰺ヶ沢町、西目屋村といった地域から、白神山地の森へ入ることができます。



暗門の滝(あんもんのたき)

青森県西目屋村にあるトレッキングスポットで、ブナ林、川沿いを歩き、ゴールの滝へ。
3つの滝を目指して約3時間のトレッキングができるコースです。

落石・落木・急な増水が日常的に起っているエリアとのこと。(蛇も出るとか!?)
西目屋村のアクアグリーンビレッジANMONでガイドさんに案内をお願いしましょう。
安全に留意するのはもちろんの事、ブナ林や草花の説明が聞けて、より楽しく、より深く、白神山地を理解することができます。
さほど高低差はないコースですが、川辺を歩くので滑りやすいかもしれません。
しっかりとした装備で歩くことをお勧めします。

ブナの原生林を抜けていきます。

到着しました!暗門の滝!

厳しい冬を乗り越えて力強く生きている植物たち、ブナや草花の息遣いが聞こえてくるような、緑豊かなコースでした。





白神の象徴

津軽峠にある白神山地のシンボル的存在「マザーツリー」に会いに行こう!
ブナの寿命は200年から250年といわれますが、このマザーツリーは樹齢400年といわれています。





十二湖(じゅうにこ)

青森県側の白神山地西部に位置するブナ林に囲まれた33の湖沼群。
江戸時代の地震によって大小33の湖沼ができましたが、崩山から眺めると12の湖沼が見えたことから十二湖と呼ばれるようになりました。

特に、青池が有名!
なぜ青いのか未だに解明されていないそう。

青いインクを流したような色といわれる青池。
光の指す具合によっても色が変わり、まさに神秘的な湖です。





不老不死温泉(ふろうふしおんせん)

日本海の波打ち際にある露天風呂、一度は行ってみたかった念願の温泉に立ち寄りました。
トレッキングで疲れた体を癒すにはもってこい!

人気が出て、今では男女別の浴槽があるので安心です!
低い仕切り1枚、海側からはすぐにお隣がのぞけるという造りですが、雄大な日本海に免じておおらかな気持ちでのんびり入浴を楽しみましょう!





トレッキングに温泉、爽やかな汗を流しに、自然豊かな東北へ足を運んでみてはいかかでしょうか。


このしおりのライター

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